**「最適な介護」を実現するための情報紙***
_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年4月27日(水)第733号*****

◆◇◆◆◆─────────────
岸田首相・GW中のコロナ対策「3回目の接種に加え、無料検査の積極的な活用を…」
─────────────◆◇◇◆◆

岸田文雄首相記者会見 岸田文雄首相は昨日(4月26日)首相官邸で新型コロナや物価高騰等への「総合緊急対策」の記者会見を行った=写真・首相官邸HPより=が、この中のコロナ対策では、現在実施されているワクチン3回目を未接種の人へ、積極的な接種を呼びかけた。

 首相官邸の発表によると、コロナワクチン3回目の接種率は昨日(4月26日)時点で、65歳以上の高齢者は87.1%(2回目接種率は92.6%)だが、高齢者を含めた国民全体の接種率は51.4%(2回目接種率は80.1%)となっている。

 またゴールデンウイーク中は、帰省等で移動が多くなるため「帰省される前に、3回目の接種または検査を受けていただきたい。お近くの、無料検査の拠点で受けていただけるほか、連休中は主要な駅や空港等で、臨時の無料検査拠点を拡充する」等と要請した。

 これらの点に関する、昨日の岸田首相の発言内容は次の通り。

 ゴールデンウイークを迎えるに当たって、新型コロナ対策へのご協力をお願いしたい。国民の皆様のご協力のおかげで、3年ぶりに「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」のないゴールデンウイークとなる。

 しかし、油断は禁物だ。感染の再拡大を防ぎながら、徐々に社会経済活動を回復させていくことができるよう、国民の皆様に次の3点のご協力をお願いしたい。

 ■1.ワクチン接種の促進=日頃、仕事や学校で忙しくされている方も、連休の機会にワクチンの接種をお願いしたい。3回目の接種は感染防止に効果があり、特に重症化を防ぐことができる。自身や親しい方々を守るため、是非接種をお願いしたい。

 ■2.積極的な検査の活用=帰省される方は、帰省される前に3回目の接種または検査を受けていただくようお願いしたい。お近くの、無料検査の拠点で検査を受けていただけるほか、連休中は主要な駅や空港等で、臨時の無料検査拠点を拡充する。

 ■3.基本的な感染対策の徹底=改めて「マスクの着用」「手指消毒」「換気」「3密の回避」といった対策の徹底をお願いしたい。引き続き、平時への移行期間として最大限の警戒感を維持しながら、徐々に社会経済活動を回復させてまいりたい。

◇─[後記]───────────

 高齢者向けにはすでに、4回目接種の準備が進んでいますが、3回目接種の状況をみると、高齢者を含んでも接種率は国民の半数を超えたばかりですので、高齢者を除けば「半数にも達していない」と思われます。

 ワクチン接種は強制できないので「仕方ない」のかも知れませんが、やはり家族をはじめ、周囲にいる高齢者にコロナ感染をさせないためにも、3回目接種はぜひ受けて頂きたいと願いますが、それが無理であればせめて「検査」を活用して頂きたいと思います。

────────────────◇

 【読者の皆様へお知らせ】日本介護新聞は現在、弊紙「ビジネス版」と、本紙「エンドユーザー版」の2媒体を発行しておりますが、このうち「ビジネス版」については、5月発行の最初となる5月2日号から「有料」とさせて頂きます。

 それに伴い「まぐまぐ」から配信している「日本介護新聞・ビジネス版」は、その日の記事のタイトルと「有料記事」掲載サイトの紹介をさせて頂くことにいたしました。「有料化」の詳細については「ビジネス版」読者の皆様には、4月29日にお知らせいたします。

 弊紙は原則、平日に1日当たり1本の記事を配信しておりますが、昨今はコロナ関連のニュースが多くなり、配信体制の強化が課題となっておりました。今回の「有料化」を機に、体制の強化を図りたいと考えております。

 読者の皆様にご負担をかけることは、大変心苦しく思っておりますが、弊紙が掲げる「『最適な介護』を実現するための情報紙」として、読者の皆様に良質な記事を配信して参りますので、ご理解を頂けますと幸いです。

 なお、本紙「エンドユーザー版」については、従来通り「無料」で配信を継続していきたいと考えております。

 日本介護新聞・発行人

 ◆日本介護新聞「ビジネス版」バックナンバー=http://nippon-kaigo-b.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001687235.html
 ◆日本介護新聞・本紙(エンドユーザ─版)バックナンバー=http://nippon-kaigo.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001677525.html
 ◆ホームページ=http://n-kaigo.wixsite.com/kaigo
 ◆Twitter=https://twitter.com/Nippon_Kaigo
 ◆Facebook=https://www.facebook.com/nipponkaigo/

(C)2022 日本介護新聞