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*****令和3年11月25日(木)第631号*****

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後藤大臣・ワクチン3回目「前倒し」の判断基準「12月1日の接種開始前までに示す」
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 新型コロナの3回目のワクチン接種について、全国知事会は11月21日に「新型コロナ緊急対策本部」会議を開催し、ここで「6ヶ月に『前倒し』する際の、自治体の具体的な判断基準を、3回目接種の開始前までに明示すること」を求めた(昨日付け弊紙で既報)

11月19日後藤大臣会見 これを受けて後藤茂之厚生労働大臣は、11月24日の定例会見で=写真は11月19日の会見の様子。厚労省HPより=記者からの質問に答えて「今、具体的な基準の作成を進めていて、12月1日から追加接種が開始されることを踏まえて、なるべく早くご要望にお応えできるように、お示しをしたい」と応えた。

 ただし、後藤大臣は会見で「地方の(自治体の)自由なご判断や、地方のそれぞれの事情によって『前倒し』ができる基準ということでは、決してない」とクギを刺した。この件に関する、後藤大臣の記者会見の要旨は次の通り。

 ▽記者=ワクチンの、3回目接種のことについてお伺いしたい。先日の(11月21日に開催された)全国知事会で「3回目接種を、6ヶ月に『前倒し』する際の判断基準を明確化して欲しい」という提言があったと思う。

 このことについて、各地の感染状況だとか、明確な基準を示すお考えはあるのか? 具体的にどのように考えられているのか? お聞かせ頂きたい。

 ▼後藤大臣=先般の全国知事会で、接種間隔を「例外的に6ヶ月にすることができる場合」すなわち厚生労働省と連絡を取りながら可能になる、その判断基準を「追加接種が開始する前までに示して欲しい」という要望が出たのは、ご指摘の通りだ。

 それに対しては今、具体的な基準の作成を進めていて、12月1日から追加接種が開始されることを踏まえて、なるべく早くご要望にお応えできるようにお示しをしたいということで、作業を進めている。

 ▽記者=その基準に基づくことであれば自治体の判断で、厚労省と相談をした上で「早めるようなことができる」ということなのか? 例えば年明けから職域(接種)も始まるが、そういう企業とかの判断で接種を進めていけるようになるのか?

 ▼後藤大臣=今、検討中なので、私がここで検討中の「案」の内容についてお話しすることは、かえって混乱を招くことになると思うので、いずれにしても(この件について、記者会見で述べた)当時、ご説明をしていたと思う。

 医療機関等においてクラスターが発生するとか、その地域でクラスターが複数発生して、大変急激な感染の拡大がみられるような、そういう「例外的な場合に、厚労省にご相談をいただく」というお話しをしたと思う。

 だから、地方の(自治体の)自由なご判断や、地方のそれぞれの事情によって「前倒し」ができる基準ということでは、決してないと思っている。まずは、しっかりと12月1日から医療関係者から(3回目の接種を)開始することが重要だ。

 そして来年、徐々に(2回目接種終了から)8ヶ月が経ったところで、全国でスムーズに追加接種が行われる体制を作っていくことが大切だと思っている。近々、具体的な内容をお示しして、きちんと説明できるようになると思う。

◇─[後記]───────────

 昨日のこの欄でも書きましたが、感染症の専門家は「第6波の到来に備えることを目的に、3回目のワクチン接種を実施するのであれば、感染が拡大してから慌てて接種しても遅い。感染者数が抑えられている今こそ、早急に実施すべきだ」と指摘しています。

 「第6波」を未然に防ぐためにもぜひ、政府は3回目接種のためのワクチンの配送を可能な限り早め、全国の市区町村にもできる限り、高齢者向けの3回目接種の実施を早めてもらいたいと思います。

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