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*****令和3年9月15日(水)第585号*****

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田村大臣・3回目のワクチン接種「17日開催予定の有識者会議で議論し、早く結論を出す」
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 新型コロナの新規感染者数が、全国的に減少傾向にある中で、この冬にも襲来が予想される「第6波」に備え、ワクチンの3回目の接種について田村憲久厚生労働大臣は、明後日(9月17日)に開催予定の有識者会議で議題に挙げる予定であることを明らかにした。

 また3回目のワクチン接種で、これまで2回の接種で使用してきたファイザー社製・モデルナ社製とは違う、アストラゼネカ社製を使用すること等を想定した「交差接種」も同様に、明後日の有識者会議で議論される予定であることにも言及した。

9月7日田村大臣記者会見 9月14日の定例記者会見=写真は9月7日の会見の様子。厚労省HPより=で、記者からの質問に答える形で述べた。会見ではさらに「第5波」で、全国的に病床がひっ迫したことを受け、今後予想される「第6波」への備えとして「患者数等をリアルタイムで把握すること」の必要性を記者から問われた。

 これに対しては「現在、専門家に検討して頂いている」等と回答した。これらの点に関する、記者会見での質疑応答の内容は次の通り。

 【3回目ワクチンと交差接種「17日開催予定の有識者会議で議論し、早く結論を出す」】

 ▽記者=新型コロナワクチンの2回目の接種を終えた人が、全人口の50%を超えた。3回目接種について、大臣は先日の記者会見で「厚生科学審議会を早急に開いて、方向性を決める」と発言された。

 これに優先順位をつけるかどうかなど、現時点での将来の検討状況を教えて頂きたい。あわせて交差接種について、対象をどうするかなどの検討状況も教えて頂きたい。

 ▼田村大臣=3回目の接種については、ファイザー社であるとか、モデルナ社の安全性や免疫原性、抗体価の変化などを今、評価するための臨床試験が実施されていると理解している。

 また交差接種については現在、一部の免疫効果であるとか安全性のデータ、こういうものが学術誌に公表されるなどしているので、こういうような研究を、我々もしっかりと分析をしていきたいと思っている。

 いずれにしても、厚生科学審議会、予防接種ワクチン分科会、これを早急に開催しなければならないと思っている。17日を今(有識者会議の開催の)一応日程として考えていて、その中でしっかりと、科学的な観点からご議論頂きたいと思っている。

 結論に関してはなるべく早く、出してまいりたいと思っている。

 【「第6波」への備え「患者数等をリアルタイムで把握すること等は、現在検討中」】

 ▽記者=大臣は(記者会見で、新型コロナの)患者数を「リアルタイムで把握することが難しい」と言われているが、次の波(=「第6波」)に向けて、そういうものを把握していく必要はあるのだと思う。

 今後、そういうものを把握していくような仕組みをつくるとか、そういう検討はされているのか?

 ▼田村大臣=なかなか、リアルタイムで全部、中等症というのを確認できるかというのは、言われるとおりかなり医療関係者に負荷を与えるので、それが本当にできるのか、できるとしたらどれくらいの手間がかかるのか……。

 さらに、どういう影響があるのか、そういうことも分析しなければならないと思う。今、検討いただくという意味では、一つの(緊急事態宣言等の)解除等への参考にするということであれば「どういうものが使えるのか」という話だ。

 それは「推計から出す、という方法がありますよね」ということを、専門家の方々からいろいろとご提案いただいている。

◇─[後記]───────────

 ワクチン担当の河野大臣や厚労省の田村大臣の、これまでの発言内容をみると、どうやら3回目の接種はほぼ、実施されることで決定しそうです。問題は「時期」で、テレビの情報番組に出演している、多くの感染症の専門家は「第6波」の到来を予想しています。

 現在の、新規感染者数の減少傾向をみれば「第5波」は、収束に向かっているように思えますが、全国の介護事業者にとっては、例年のインフルエンザの流行期を控え「気を緩める」ことなく「第6波」への備えも必要になってくると思われます。

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