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*****令和3年8月27日(金)第573号*****

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東京都内の高齢者の新規感染数が6週連続増加、割合も「3%」を突破して4・3%に
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 政府はこれまで、65歳以上の高齢者へのワクチン接種が、新型コロナ感染拡大の抑制に大きく寄与している論拠として「都内では、以前は高齢者層は新規感染者の10%以上を占めていたが、直近では3%前後で推移している」点を挙げていた。

都内の65歳以上の感染割合4%突破 しかし、変異株「インド型」による感染拡大の影響もあり、その後は専門家から、高齢者層も新規感染者数が増加している点が指摘されていたが、直近では高齢者の新規感染者数は6週連続して増加し、割合も「3%」を超えて4.3%に上昇していることがわかった=グラフ・東京都HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 8月26日に開催された、東京都新型コロナ感染症モニタリング会議(都専門家会議)が、現在の都内の感染状況を分析した中で指摘した。

 【新規感染者に占める高齢者の割合が、3%台を突破して4%台へ上昇】

 これによると、新規陽性者数に占める65歳以上の高齢者数は、前週(8月10日から16日まで)の 1,078 人から、今週(8月17日から23日まで)は1,377人に増加し、割合は3.7%から4.3%に上昇した。

 新規陽性者数の7日間平均をみても、65歳以上の高齢者は1日当たり、前回の約169人から今回(8月25日時点)は約200人へと増加した。新規感染者数も、7月初頭から6週間連続して増加しており、その割合も3週間連続して上昇傾向を示している。

 これらの結果について、都専門家会議は「本人・家族および施設等での、徹底した感染防止対策を行い、中高齢者層への感染を防ぐことが引き続き必要である。高齢者層は重症化リスクが高く、入院期間が長期化することもある」

 「このため、高齢者層では早期発見と(医療の)早期受診により、重症化を防ぐことが重要である。感染拡大防止の観点からも、発熱や咳・痰・倦怠感等の症状がある場合はまず、かかりつけ医に電話相談すること」

 「かかりつけ医がいない場合は東京都発熱相談センターに電話相談すること等、早期受診のための啓発を(都民に)広く行う必要がある。また、医療機関や高齢者施設等での感染者の発生が、引き続き報告されている」

 「高齢者層への感染を防ぐためには、家庭外で活動する家族、医療機関や高齢者施設で勤務する職員が、新型コロナウイルスに感染しないことが最も重要である」等と、呼びかけている。

◇─[後記]───────────

 菅義偉首相はこれまで、記者会見で何度か「感染が最も急速に拡大している都内では、高齢者層の感染割合が3%以下に抑えられている」と、ワクチン接種の効果について説明してきましたが、これも「インド型」には通用しない可能性が明らかになってきました。

 今後は3回目のワクチン接種が期待されることになると思いますが当面は、当たり前のことですが都専門家会議の指摘通り「家族や、高齢者施設で勤務する職員が、新型コロナに感染しないことが最も重要」になります。

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