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*****令和3年7月26日(月)第550号*****

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65歳以上の高齢者のワクチン接種「感染割合が未接種と比べて、2回接種は10分の1以下」
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 新型コロナの新規感染者数の増加が「第5波」にある中で、65歳以上の高齢者の感染者数が低く抑えられている。ワクチン接種が進んでいることが要因と考えられるがさらに、未接種よりも2回接種した高齢者の方が、感染が抑えられているデータが示された。

高齢者のワクチン接種効果 7月21日に開催された、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(厚労省専門家会議)で「全国の新規陽性者数および高齢者のワクチン接種率」を分析した資料=画像・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工=として示された。

 【ワクチンを2回接種した高齢者は、未接種の高齢者と比べて感染割合が10分の1以下】

 ここでは「ワクチン接種状況と新規感染者数等の動向」について、次の3点の分析結果が示された。

 ■1.国内の新規感染者の多くは、65歳未満のワクチン未接種者となっている。

 ■2.国内の新規感染者数をワクチン接種歴別にみると、7月にワクチン未接種(65歳以上)は10万人当たり13.0だがワクチン2回接種者(65歳以上)は0.9となっている。未接種者と2回接種者を比較して、65歳以上の高齢者の感染が10分の1以下になっている。

 ■3.東京都の新規感染者に占める65歳以上の割合は4%程度にとどまっており、これまでのところ、重症者や死亡者の増加が抑えられている。

 この中の「2」について、わが国の人口10万人当たりの、接種歴別の新規陽性者数を、7月5日から15日までの11日間で分析したところ、65歳以上の高齢者の場合、ワクチンを未接種・1回だけ接種・2回接種で比べると、次のような結果となった。

 【65歳以上の高齢者】
 ▽未接種=13.0
 ▽1回接種=3.7
 ▼2回接種=0.9

 同様に「65歳未満」と「全ての年齢」の結果も「65歳以上」と同じく2回接種した方が未接種より「10分の1以下」となった。これらの結果について厚労省専門家会議は「接種進展に伴う効果について、今後も適切に分析・評価することが必要」等と指摘している。

 【65歳未満】
 ▽未接種=28.7
 ▽1回接種=17.5
 ▼2回接種=2.4

 【全年齢】
 ▽未接種=27.4
 ▽1回接種=9.1
 ▼2回接種=1.3

◇─[後記]───────────

 ワクチン接種により新規感染が抑えられることは事実でしょうが、それでも「10分の1以下」で「ゼロ」ではない点も、注視すべきだと思います。現状では引き続き、警戒レベルを引き上げた感染防止対策が、全国の介護事業所に求められることになると思います。

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