*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和3年7月16日(金)第546号*****

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介護福祉士の平均年収292万円・資格手当があるのは全体の6割で、平均月額9千円
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 介護福祉士等の国家試験の運営を担う、社会福祉振興・試験センターは昨年、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の「就労状況調査」を行い、その結果の速報版を7月9日に公表した。

介護福祉士の令和元年度の年収 これによると、介護福祉士に令和元年度の収入状況を聞いたところ「年収額」を回答した人の平均は「292万円」だった。男女別では、男性の平均は「373万円」、女性の平均は「269万円」だった=表・同センターHPより。緑色と青色と紫色のラインマーカーは、弊紙による加工

 また年代別の平均年収をみると、男性では40代の「405万円」が最高で、女性は20代・50代の「288万円」が最高だった。また、介護福祉士としての資格手当が「ある」と回答した人は全体の62・9%で、平均月額は「9,055円」だった。

 【介護福祉士の登録者は175万人で、今回の調査に回答した介護福祉士は58万人】

 同センターによると、昨年(令和2年)8月末時点で介護福祉士の登記簿に登録された有資格者は175万3,123人で、このうち今回の調査の対象となったのは137万7,091人。さらに調査に回答した人は58万2,319人で、回答率は42・3%だった。

 介護福祉士の、男女の年代別の平均年収は次の通り。なお▼印は、男女別で最も高い平均年収の年代。

 ■男性平均=373万円
 ▽男性10代=274万円
 ▽男性20代=307万円
 ▽男性30代=366万円
 ▼男性40代=405万円
 ▽男性50代=395万円
 ▽男性60代以上=297万円

 ■女性平均=269万円
 ▽女性10代=232万円
 ▼女性20代=288万円
 ▽女性30代=277万円
 ▽女性40代=282万円
 ▼女性50代=288万円
 ▽女性60代以上=221万円

◇─[後記]───────────

 この調査によると、社会福祉士の平均年収は「403万円」で、精神保健福祉士の平均年収は「404万円」です。同じ国家資格でありながら、他の2職種とは100万円以上の開きがあります。

 以前に厚労省の有識者会議で、ある委員が「私も介護福祉士の資格を取得してから数十年が経過したが、そろそろ他の国家資格と同等になって欲しいと強く願っている」と発言した内容が、今でも弊紙発行人の記憶に強く焼き付いています。

 厚労省には、まずは最低限、同じ福祉系の国家資格である他の2職種と「同等」となるような施策を、なんとしても早期に実行してもらいたいと思います。

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