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*****令和3年7月15日(木)第545号*****

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東京都「インド型」の割合・厚労省専門家「7月17日で50%超、五輪開会式で61.5%」
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 東京都は、昨日(7月14日)の新型コロナの新規感染者が1,149人になり、5月13日(1,010人)以来の「1千人超」となったが、その感染拡大のスピードは今年の春に起きた「第4波」を大きく上回っており、その要因は変異株「インド型」の拡大とみられている。

 その新型コロナの、都内における今後の感染拡大状況について専門家は「7月17日に『インド型』が半数を超え、オリンピック開会式(7月23日)時点で『インド型』は61・5%を占める」と予測した。

西浦教授・東京のインド型陽性率予想 7月14日に開催された、厚生労働省の新型コロナ感染症対策アドバイザリーボード(厚労省専門家会議)で、京都大学大学院の西浦博教授が資料として公表した=画像・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。さらに西浦教授は、その後の都内の「インド型」は「8月17日には、90%を超える」と指摘している。

 【東京都が発表した7月14日の「インド型」の陽性率は、26・7%】

 一方、東京都が発表した、7月14日16時45分時点の「インド型」のスクリーニング検査では、検査数517に対し陽性例は138で、陽性率は26・7%だった。この7月14日の、都内の新規感染者数は1,149人で、検査数は517なので、検査率は45・0%となる。

 つまり、新規感染者の半数弱を対象に「インド型」のスクリーニング検査を実施したことになるため、実際の都内の「インド型」の感染者は、さらに多いとみられる。

◇─[後記]───────────

 西浦教授が「50%を超える」と指摘している7月17日は明後日で、さらに東京五輪の開会式は来週・8日後です。これまで「インド型」の感染拡大状況は、厚労省や東京都の専門家の「予測」を、さらに上回るスピードで進行しています。

 できれば、この「予測」通りにならないことを祈りたい気持ちです。唯一の救いは、専門家の分析ではいずれも「ワクチンの接種効果で、高齢者層の感染者数や重症化率は抑えられている」と分析している点です。

 しかし現実を直視すれば、この西浦教授の「予測」をさらに上回る速度で「インド型」の感染は拡大するとの覚悟を持って、都内の介護事業所は感染防止対策に取り組む必要があります。

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