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*****令和3年7月9日(金)第541号*****

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東京都専門家「第5波」の予兆を指摘、「第4波よりも早いペースで感染状況が悪化も」
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 東京都の新型コロナ感染症モニタリング会議(都専門家会議)は7月8日、都内の感染状況を分析し、変異株L452R(=「インド型」)の陽性率が10%を超えたことから「第5波」の予兆を指摘し「第4波よりも早く、感染状況が悪化する可能性がある」等と予測した。

 全国で、今年春先から始まった「第4波」の感染拡大の要因となった変異株N501Y(=「英国型」)は、都の機関のスクリーニング検査で、初めて陽性が確認されたのは今年1月11日から17日までの週だった。

東京都インド型「第5波」の予兆 その後「英国型」は、この初めての確認から12週目(4月5日から11日までの週)に、スクリーニング検査で陽性率が10%を超えてから急増した=グラフ・東京都HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。一方「インド型」は、同様に都の機関によるスクリーニング検査が4月30日から開始された。

 この検査の開始後、4月29日以前に都内で5例の「インド型」の陽性例が検出された。このため4月30日の週を起点として1週間単位の陽性率をみると、割合は徐々に上昇して8週目(6月21日から27日)に、前週(8・4%)の倍近い14・7%に跳ね上がった。

 【都専門家・第5波は「第4波よりも早いペースで感染状況が悪化する可能性がある」】

 この結果に先立ち、都専門家会議は7月1日時点で「直近の夜間滞留人口等は『第4波』に突入した3月末頃の水準にすでに到達している。さらに直近の新規感染者の水準を考慮すると、第4波よりも早いペースで感染状況が悪化する可能性がある」と報告していた。

 これに加え、直近の様々な分析結果を踏まえて都専門家会議は「『英国型』は、12週目に10%を超えてから急増したが『インド型』は、すでに8週目で10%を超えており、今後の推移に注意が必要」等と指摘し「第5波」への警戒を喚起した。

◇─[後記]───────────

 東京オリンピックでは、首都圏(1都3県)での会場は「無観客」と発表されましたが、専門家は様々なケース(友達同士で集まってテレビ観戦する等)で、人流が増加して「インド型」による感染が拡大する恐れを指摘しています。

 都内で感染が拡大すれば、間違いなく全国へ波及することは、過去の感染の「波」の動向を見れば明らかです。またこの人流の増加は、都内の介護事業所にも何らかの形でコロナウイルスが持ち込まれる可能性も指摘されており、五輪開催に向け警戒が必要です。

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