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*****令和3年6月10日(木)第522号*****

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新型コロナ変異株、都内で9割超えて「インド型」では中学校でクラスターが発生
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 新型コロナの、東京都内の1日当たりの新規感染者で、変異株(「英国型」と「インド型」)の割合が9割を超えた。都は6月9日に実施した変異株PCR検査の結果を同日午後4時45分に発表したが、検査数324に対し陽性例が294で、変異株の割合は90・7%だった。

6月9日都内変異株9割超え 陽性例294のうち「英国型」が284例、「インド型」が10例で、ほとんどは「英国型」だった=表・東京都HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。これにより、従来株から「英国型」へほぼ置き換わった形となった。都の発表では、5月13日分の検査結果で変異株の割合は75%に達しその後徐々に割合が上昇していた。

 【「インド型」では、中学生の感染事例から学校や家庭でクラスターが発生】

 また、6月9日に都は「インド型の感染により、都内の中学校でクラスターが発生した」と発表した。このクラスターによる感染者は現時点で11人確認されており、このうち10人は、6月9日発表分の「インド型」の感染者だった。

 この11人は「いずれも、直近での海外渡航歴はない」という。最初に中学生の感染が確認され、その後に同級生や家族に感染したものと推測されている。6月9日発表分の「インド型」10人の年代別の内訳は、10歳未満=1人、10代=6人、40代=3人だった。

 【加来座長「デルタ株は今後、都内でもかなり増えていくことが推測される」】

 東京都は6月10日に「新型コロナ感染症モニタリング会議」を開催したが、この席で東京iCDC専門家ボード(都の感染症対策の司令塔)の賀来満夫座長は、インド型の感染が徐々に拡大している状況に危機感を示した。

 具体的には「今週と来週は、都ではデルタ株(=インド型)の検査を徹底して実施する。これにより、都内全域では現状、どのような状況にあるのか、もう少しはっきりしてくると思う」

 「アルファ株(=英国型)に比べると、デルタ株(=インド型)は1・5倍ほどの感染力があると言われている。そうなると、このデルタ株(=インド型)が今後都内でも、かなり増えていくことが推測されるので、注視してまいりたい」等と述べた。

◇─[後記]───────────

 都内ではこのところ、新規感染者数が「下げ止まり」ながらも減少傾向にありますが、今回の記事で取り上げた加来座長も含め、多くの専門家が「インド型による感染者数のリバウンド(再拡大)」に危機感を示しています。

 まずはこの「インド型」によるクラスターを、介護事業所で発生させないことが、全国の介護事業者に求められてきます。

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