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*****令和3年6月8日(火)第520号*****

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高齢者のワクチン接種、1回目終了者は全国の約2割、2回目までの終了者は約2.5%
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 新型コロナのワクチン接種で、65歳以上の高齢者向けの第1回目が、全国で対象となる人の約2割が終了した。2回目まで終了した人は、まだ約2・5%に止まっている。政府が6月7日に、前日の6月6日分までの全国の集計結果を発表した。

高齢者向けワクチン接種回数集計 これによると、第1回目が終了したのが809万9,896人=表・首相官邸HPより。黄色と緑色のラインマーカーは、弊紙による加工=で、政府が接種目標として掲げている65歳以上の高齢者数=3,600万人で計算すると、割合は約22・5%になる。同様に2回目まで終了したのは90万0,104人で、3,600万人の約2・5%に当たる。

 1回目と2回目の接種回数を合計すると、ちょうど900万回になる。1回目の接種では、市区町村が実施する分ではファイザー社製、政府や都道府県等が大規模接種会場で実施する分ではモデルナ社製、2回目接種分では現在ファイザー社製のみが使用されている。

 製薬会社別の接種回数の内訳は、次の通り。

 ■1回目接種分=809万9,896回
 ▼ファイザー分=787万3,433回(1回目の97・2%)
 ▼モデルナ社分=22万6,463回(1回目の2・8%)

 □2回目接種分=90万0,104回(全てファイザー社)

◇─[後記]───────────

 高齢者向けのワクチン接種の進捗状況は、マスコミ各社がその都度取り上げています。分母となる全国の高齢者数の、数値の取り上げ方による違いで、各社多少の差はありますが、ほぼ全てが現時点で「1回目終了は約2割、2回目終了は2%台」となっています。

 いずれにせよ、政府が目標として掲げている「高齢者接種は、7月末までに終了」を達成しようとすれば、残り約8週間。3,600万人が全て2回終えると、総接種回数は7,200万回。ここから、現在の1回目・2回目終了分の合計900万回を引くと、残り6,300万回。

 これを残り約8週間の日数(56日間)で割ると、1日当たり112・5万回になり、菅首相が目標としている「1日当たりの接種回数100万回」を上回るペースで進めないと、目標は達成はできません。

 高齢者向けのワクチン接種が早く終了することに異議はありませんが、このところ何らかの「ワクチンの接種ミス」や「ワクチンの取り扱いミス」が報じられる日が続いています。まずはスピードよりも「安全で確実な接種」を自治体や政府に望みたいと思います。

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