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*****令和3年6月3日(木)第517号*****

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高齢者のワクチン接種「7月末までに終了」する自治体が98%、全体の13%が「前倒し」
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 新型コロナの高齢者へのワクチン接種で、政府は「7月末までに終了」との目標を掲げているが、全国の1,741自治体(市区町村等)の98・7%(1,718自治体)が「7月末までに終了する見込み」と回答した。「8月中」は21自治体、「9月中」が2自治体だった。

高齢者向けワクチン接種終了予定 6月2日に、厚労省と総務省が調査結果を発表した=表・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。同じ調査で、5月12日に発表した時は「7月末までに終了予定」は85・6%(1,490自治体)で、「8月中」は185自治体(全体の10・6%)、「9月中」は66自治体(全体の3・8%)だった。

 結果的に、前回の調査から1ヶ月弱の間に、前回「8月中」と回答した中の164自治体と、「9月中」と回答した64自治体の、計228自治体(全体の13%)が接種時期を前倒しした。

 ただし、前回と今回の調査で「7月末までに終了」と回答した自治体の中には、「医療従事者の確保」等を前提とした回答も含まれている。

 【都道府県別で「7月末までには終了しない」自治体があるのは、東日本の5道都県】

 同調査では、個別の自治体名は公表していないが、都道府県別にみると「7月末までに終了」せずに、「8月中」「9月中」と回答した自治体があるのは5道都県で、いすれも東日本エリア。内訳は、次の通り。

 ◆北海道=「8月中」16自治体
 ◆秋田県=「8月中」2自治体
 ◆福島県=「8月中」1自治体、「9月中」1自治体
 ◆埼玉県=「8月中」1自治体
 ◆東京都=「8月中」1自治体、「9月中」1自治体

◇─[後記]───────────

 高齢者のワクチン接種の終了時期が早まることは歓迎されますが、接種現場では今、予約方法等を巡る混乱や、接種時のミスの事例が連日報道されています。ある自治体では、このような事例を全てネットで情報収集し連日、関係部署と情報共有しているそうです。

 今回、接種時期を「繰り上げた」自治体は、総務省の担当者から直接「お願い」をされた事例が多いと聞きます。そうであるなら、自治体がワクチン接種を「安全・安心」に実施できるようなバックアップも、政府にはぜひ実行してもらいたいと思います。

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