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*****令和3年4月16日(金)第486号*****

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東京都の変異株・4月に入り急増し現在「約3割」で、20~40代が全体の「6~8割」
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 新型コロナの新規感染者に占める変異株の割合が関西圏で高まり、東京を中心とした首都圏でも同様の事態が懸念されているが、昨日(4月15日)19時時点の都内の変異株の割合は28・8%だった。

 一昨日(4月14日)19時時点が35・5%で、また4月5日(月)から11日(日)までの1週間の合計数でみると28・4%。現在は「約3割」前後で推移しているものと思われる。東京都は現在、変異株のスクリーニング検査の状況を毎日発表している。

 【変異株は3月末から増加傾向、4月に入り急増し、現在は「約3割」】

 都の発表によれば、スクリーニング検査で初めて変異株が発見されたのは今年1月11日の週で、以後3月中旬まで毎週、確認された変異株は「0~3」に止まっていた。これが3月15日の週に「8」に増え、以後1週間ごとに「16」「156」「202」と急増した。

 これは対象となる変異株のPCR検査実施数が増えている影響もある。3月15日の週の検査実施数は「250」だったが、以後1週間ごとに「509」「978」「712」と増えた。今後も検査実施数の増加が見込まれるが、現時点で変異株は「約3割」で推移していると思われる。

 【変異株の感染者を年代別にみると、20~40代が全体の「6~8割」で、高齢者は少数】

東京都4月15日19時時点の変異株 変異株の感染者を年代別にみると、例えば昨日(4月15日)19時時点の68人の内訳は次のようになり=表・東京都の発表資料より。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工=20~40代の合計が全体の79・4%を占め、60代以上の高齢者は少数。この傾向は一昨日(4月14日)も同様で、20~40代の合計の割合が61・1%だった、

 ▽10歳未満=1
 ▽10代=1
 ▼20代=33
 ▼30代=7
 ▼40代=14
 ▽50代=5
 ▽60代=4
 ▽70代=1
 ▽80代=1
 ▽90代=1
 ▽100歳以上=0

 【「20~30代の感染拡大の要因を抑制し、さらに高齢者層への波及にも警戒が必要」】

 4月14日に開催された厚労省の専門家会議では「特に大阪・兵庫で変異株の割合が高い水準で推移している。東京・愛知など多くの自治体でも変異株の割合が上昇し、これらの地域では急速に、従来株から変異株に置き換わりつつある」等と指摘している。

 同様に「年代別にみると、20~30代を中心とした感染拡大の傾向が全国的に見られているが、この世代における感染拡大の要因を抑制し、さらに高齢者層への感染の波及にも警戒が必要だ」と、警鐘を鳴らしている。

◇─[後記]───────────

 厚労省の専門家会議の、変異株の感染拡大に関する発表内容は、昨日付けの弊紙で報じましたが、その実態を確認したいと思い、東京都の発表内容を調べてみると、やはり「厚労省の専門家会議の指摘通り」でした。

 大阪府では、変異株の割合が「7~8割に達している」と言われています。都内ではここ数日、新規感染者数が「リバウンド(再拡大)」しており、これが「変異株に置き換わりつつある」のであれば、変異株の感染者は今後も急増傾向が続くと思われます。

 介護業界で、サービス利用者でもある高齢者への波及を食い止めるためには、やはり専門家会議が指摘している通り「職員の定期的な検査」と「軽い症状の職員が、迅速に検査できるような体制」を構築することが、早急に求められそうです。

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