*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和3年4月15日(木)第485号*****

◆◇◆◆◆─────────────
変異株による感染拡大、厚労省専門家会議「医療・福祉施設職員の感染防止が重要」
─────────────◆◇◇◆◆

 新型コロナの新規感染者数の増加傾向で、関西圏を中心に変異株の割合が高まり、首都圏でも同様の事態が懸念されている現状を受け、厚労省のアドバイザリーボード(以下「専門家会議」)は今後の対策として「医療・福祉施設職員の感染防止が重要」等と指摘した。

厚労省専門家会議4月14日資料 4月14日に開催された、専門家会議の第30回会合で、今後の「必要な対策」として挙げられた=画像・厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 【東京・愛知など、多くの自治体で変異株の割合が上昇、急速に置き換わりつつある】

 専門家会議は、現在の新型コロナの感染状況について「影響が懸念されるN501Yの変異のある変異株の、感染者の増加傾向が継続している。特に大阪・兵庫で多くの感染が確認されており、スクリーニング検査による変異株の割合が高い水準で推移している」

 「その周辺自治体でも、変異株による感染者数が増加している。さらに関西だけでなく東京・愛知など多くの自治体でもその割合が上昇し、急速に置き換わりがおきつつある。特に東京では、スクリーニング検査による変異株の割合が上昇傾向にある」

 「また、東京を中心とした首都圏でも、関西圏と同様に今後、感染拡大の継続や急拡大が懸念される」等と分析している。「N501Y」は、従来株よりも「感染しやすい可能性」がある変異株で、英国・南アフリカ・ブラジル・フィリピンで確認されている。

 また、英国や南アフリカで確認された「N501Y」については「重症化しやすい可能性」も指摘されている。

 【福祉施設職員の感染防止が重要、軽い症状の職員の迅速な検査体制の整備が必要】

 年代別にみると、20~30代を中心とした感染拡大の傾向が全国的に見られているが、専門家会議は「この世代における感染拡大の要因を抑制し、さらに高齢者層への感染の波及にも警戒が必要だ」

 「また感染者の増加に伴い、医療施設や福祉施設の職員の感染防止が重要。そのために、感染予防策の徹底や発生時の迅速な対応、職員の定期的な検査とともに、軽い症状の職員が迅速に検査できるような体制整備が必要」等と提言している。

◇─[後記]───────────

 同様に専門家会議では「クラスターが、引き続き発生している」と指摘し「発生場所は多様化しており、医療機関・福祉施設・学校・職場・飲食店・会食・スポーツ関連など。注意すべきクラスターとして、昼カラオケ・飲食店なども継続している」と述べています。

 介護事業所も含めた福祉施設は、全国的に変異株の割合が高まる中でも「重点的な感染対策の対象」として、今後も様々な施策が実施されると思いますが、まずは専門家会議の指摘通り「症状の軽い職員の、迅速な検査」が最重要課題になりそうです。

────────────────◇
 ◆日本介護新聞「ビジネ版」バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo-b.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001687235.html
 ◆日本介護新聞・本紙(エンドユーザ─版)バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001677525.html
 ◆ホームページ=http://n-kaigo.wixsite.com/kaigo
 ◆Twitter=https://twitter.com/Nippon_Kaigo
 ◆Facebook=https://www.facebook.com/nipponkaigo/

(C)2021 日本介護新聞