*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和3年4月13日(火)第483号*****

◆◇◆◆◆─────────────
河野大臣「ワクチンが破棄されないように、他市・他県の方が打っても構わない」
─────────────◆◇◇◆◆

 昨日(4月12日)から、高齢者向けのワクチン接種が始まったが一部の自治体で「接種予定者にキャンセルが出て、その分のワクチンが廃棄された」が、ワクチン担当の河野太郎大臣は「廃棄されないよう、現場の裁量で対応して頂きたい」等と要望した。

河野大臣4月13日会見 4月13日の記者会見=写真・政府インターネットテレビより=で述べた。具体的な対応策として「当日の接種予定以外の方でも構わない」「その場合、接種券を持っていなくても構わない」「もし接種会場に高齢者がいなければ、それ以外の方でも良い」「他市・他県の方でも、構わない」等と指摘した。

 このような「現場での柔軟な対応」について、記者から「実際に対応するのは、難しいのではないか?」等と問われると、河野大臣は「難しい所は、何もないと思っている。全て、現場対応で結構だ」等と回答した。

 会見での河野大臣の発言の要旨と、記者との質疑応答の概要は、次の通り。

 ■河野大臣=昨日から、高齢者向けのワクチン接種がスタートした。前から申し上げているように、システムが動くか、予診にどのくらいの時間がかかるか等、自治体で色んなことを確認して頂くフェーズなので、一つずつ確認をした上で広めていって頂きたい。

 昨日の高齢者向け接種で、若干ではあるが「余ったワクチンが、廃棄される」ということがあったようだ。これまでも「余ったワクチンが廃棄されないように」とお願いしてきた。できれば、接種券を持っている高齢者が(接種会場に)いれば、打って頂きたい。

 仮に接種券をもっていなくても、年齢的に対象になる方がいれば打って頂き、もし高齢者がいなければそれ以外の方、という順番で(自治体には)対応して頂きたいと思っている。仮に(接種を行っている市区町村以外の)他市・他県の方でも構わない。

 (キャンセルが出た場合の対応策に)全く、制約はない。とくかくワクチンが破棄されないように、現場対応でしっかりと打って頂きたい。さらに、接種券がなくて打った場合は、しっかりと記録をして頂ければ結構だ。

 □記者=実際に、昨日ワクチンを廃棄した件数は、どのくらいあったのか? また、大臣は「他市・他県でも構わない」と言われたが、現場の自治体の裁量で「柔軟に対応する」のは難しい面もあると思うが、この点をどう解消していくのか?

 ■河野大臣=私が聞いている限りは、最大で4人程度だ。「打つ予定の方がいない」ことは、当然想定されることだ。自治体には「キャンセルがあった場合に、どうするのかを考えておいて下さい」と、前からお願いしている。難しい所は、特にないと思っている。

 □記者=「柔軟に対応する」という点について。例えば現場でキャンセルが出た場合、自治体は具体的に、どのように対応すれば良いのか? 例えば、接種券を持っている方を市役所が呼び出す、というような形なのか?

 ■河野大臣=全くの、現場対応で結構だ。

◇─[後記]───────────

 昨日の、東京・八王子市で行われたワクチン接種の様子を、テレビのある報道番組がレポートしましたが、接種を予約できなかった市内の高齢者が「何とか打ってもらえないか?」と、会場を訪れる光景が映し出されていました。

 河野大臣は、このようなケースに対応しても「全く問題はない」と指摘しています。例えば「キャンセル待ち」制度をつくる等、自治体には「できるだけ早く打ちたい」と願う高齢者のニーズに応えるべく、知恵を絞ってもらいたいと思います。

────────────────◇
 ◆日本介護新聞「ビジネ版」バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo-b.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001687235.html
 ◆日本介護新聞・本紙(エンドユーザ─版)バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001677525.html
 ◆ホームページ=http://n-kaigo.wixsite.com/kaigo
 ◆Twitter=https://twitter.com/Nippon_Kaigo
 ◆Facebook=https://www.facebook.com/nipponkaigo/

(C)2021 日本介護新聞