*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和3年4月9日(金)第481号*****

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「まん防」適用地域、厚労省「高齢者施設の従事者に、できる限り週1回の検査」求める
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 新型コロナの新規感染者の「リバウンド(再拡大)」を受け、政府は緊急事態宣言に準ずる「まん延防止等重点措置」(以下「まん防」)の対象として、4月5日から宮城・大阪・兵庫の3府県に適用している。

 これに加え、政府は本日(4月9日)夕方に、新型コロナ感染症対策本部会合を開き「東京・京都・沖縄の3都府県の追加を決める」と、一般マスコミ各社が報じている。これにより、新たに3都府県が追加されれば、対象は計6都府県に拡がる。

「まん防」による検査実施 厚生労働省は、先に「まん防」を3府県に適用した4月5日に、全都道府県に宛てて「まん防」が適用された場合に「急速なまん延を防ぐ趣旨で創設された制度であり、措置区域内における、高齢者施設等の従業者等に対する検査の頻回実施」を求める通達を発出した=画像・厚労省の通達文書より。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 【「できる限り週1回、少なくとも2週間に1回の検査」「毎週月曜に報告」を求める】

 具体的には「できる限り、週に1回程度の実施を求める。対象施設については(区域内の全ての施設ではなく)重点化しても差支えない。全ての対象施設で週1回程度の実施が困難な場合でも、少なくとも2週間に1回程度は実施して頂きたい」としている。

 また厚労省は、毎回の検査の結果についても「週に1回の検査を実施する場合は、例えば週の初めに施設が、だ液採取容器を受け取り、速やかに配布し、週の中頃に検体を回収し、週の後半で検査結果の通知を受けるといった具体的なスケジュールが必要」

 「これを関係者間で共有できるよう、民間検査会社等の検査機関と調整を行って頂きたい。なお、対象施設において週に1回程度の実施が困難な場合は、その理由を提出する書類の備考欄に記載して頂きたい」

 「また、重点措置区域(=「まん防」)が適用された都道府県等は4月12日以降、毎週月曜日に頻回検査の実績を厚生労働省に提出して頂きたい」等と要請している。

 【週1回の検査の対象は「規模の大きい施設に、より重点」「従事者は、必ず対象に」】

 「週1回の検査実施」の対象施設について、厚労省は通達で「対象となる施設を適切に設定して頂きたい。施設種別および具体的な施設の設定に当たっては、集団感染を防止すること、それにより医療提供体制への負荷の増大を防止することが重要」

 「これを踏まえ、例えば、規模の大きい施設により重点を置く等により、選定して頂きたい」等と述べている。また対象者も「施設の従事者は必ず対象」とし「入所者も対象とする場合も、従事者の方の検査の頻度を多くしても差支えない」等と説明している。

◇─[後記]───────────

 新型コロナの、現在の感染拡大状況を見ていると「まん防」が適用される地域は、今後も増えていくことが予想されます。これに連れ、対象地域の高齢者施設に対する検査体制や、感染者が出た場合の感染拡大防止策も、さらに強化されていくものと思われます。

 例え「まん防」の対象地域でなくても、全国の全ての介護施設・事業所が「第4波」への対策を、本格的に実施しなければならない時が来たと、強く感じます。

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