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*****令和3年3月15日(月)第465号*****

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各市区町村のワクチン接種・高齢者分の接種券の発送開始は「4月23日」が最多
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 新型コロナのワクチン接種を受ける場合、市区町村から郵送される接種券が必要になるが、高齢者分の接種券の発送開始時期について、多くの市区町村が「4月23日」を想定していることがわかった。

ワクチン接種「4月23日」が最多 厚労省が、3月12日に自治体向けに開催した「ワクチンの接種体制確保について」の説明会で、各自治体に調査した結果を明らかにした=厚労省HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。この調査で「4月23日」と回答した自治体数が最も多く、2番目は「4月12日」だった。

 この調査は3月12日午後5時が締め切りだったが、説明会では3月10日までに回答があった559自治体(全体の回答率=32・0%)の状況を「速報値」として公表した。最終的にとりまとめた結果は、厚労省ホームペースで公表される。

 また、今回公表された調査結果で、高齢者分の接種券の発送開始日は「約8割の自治体が、おおよその時期を確定しており、約5割の自治体は具体的な発送日まで確定している」という。

 さらに高齢者向け接種の、接種会場の形態と会場数が1つ以上決まっている自治体は、回答があった中で536(=95・9%)あり、各会場で配置する医師が「1人以上確保できている」自治体は、451(=80・7%)だった。

◇─[後記]───────────

 まだあくまで「速報値」で、全体の約3分の1程度の回答ですから「全国的な傾向」とまでは言えないでしょうが、仮に全国の多くの市区町村が「4月23日」に接種券の発送を開始するのであれば、現実的に接種が始まるのは「5月以降」になると思われます。

 現在、新規感染者数が全国的に「下げ止まり」状態で、さらに「変異株」による感染拡大が懸念されています。「第4波」が起こらぬことを祈りますが、高齢者のワクチン接種もできるだけスムーズに、早期に全国で完了することを願います。

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