*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和3年3月1日(月)第455号*****

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不特定多数へのPCR検査・田村大臣「強制的な検査は……」等と否定的
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 新型コロナの新規感染者数が「下げ止まりしている」等と言われているで、一部で不特定多数の人を対象にPCR検査を実施している自治体がある。この拡大について田村憲久厚生労働大臣は「検査を強制的にしていただくわけにもいかない」等と、否定的な考えを示した。

2月16日田村大臣記者会見 2月26日の記者会見=写真は2月16日の記者会見の様子。厚労省HPより=で、記者からの質問に答える形で述べた。この点に関する、質疑応答の概要は次の通り。

 □記者=PCR検査についてお伺いしたい。栃木県で、感染の再拡大の予兆を早期につかむため、無症状の人を対象に不特定多数のPCR検査が始まっているが、こちらについてどのように評価されているか?

 □一方で、広島でもこういったPCR検査が行われていて、当初大規模なものが計画されていたが規模を縮小して、今行われている。こちらについても、どのように見ているかお聞かせ願いたい。

 【「感染拡大地域を『見つけていく』という点で、非常に意味がある」】

 ■田村大臣=栃木の件は内閣官房(の所管)だが、我々もいろいろと協力しながら対応するということだ。「予兆をつかむ」という意味合い、それから発生源。必ず新型コロナウイルスというものは、どこかで感染が継続的に続いている地域がある。

 ■そこから広がっていくわけだ。そういうところは「どこなのか」ということも含めて、これはアドバイザリーボードの専門家の先生方も仰っているが、その元というものにしっかり対応していかないことには、感染拡大防止は難しい。

 ■仮に今回の緊急事態宣言で、一時感染がある程度収まっても、また感染拡大に繋がっていくということであるから、そういうものを「見つけていく」という意味では、非常に意味があるのかなと思う。

 【「ただし、PCR検査を強制的にしていただくというわけにもいかない」】

 ■一方で、その大々的に、大人数(で実施する)という話になると、いつも申し上げているが、一度に全ての方というわけにはなかなかいかないし、検査を強制的にしていただくわけにもなかなかいかないということが、今の世の中の状況だ。

 ■そういう意味では「計画的に、いろいろな検査を進めていく」ことが重要であるわけで、その中において、検査を拡大していく、検査の数を増やしていく、感染を防いでいくということは、これからもいろいろな検討をしてまいりたいと思っている。

◇─[後記]───────────

 田村大臣の回答は一部で理解できますが、栃木や広島の事例は、感染拡大に対する「危機感」が、検査を実施している理由になっていると思われます。確かに「強制」はできないでしょうが、可能な範囲での広域な検査は必要ではないか、と思われます。

 特に、新規感染者の「下げ止まり」が指摘されている地域では、積極的に実施すべきだと、弊紙では考えます。どのような手法であれ、地域で広域にPCR検査を実施することは、その地域の高齢者の感染防止につながると思います。

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