*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和2年12月14日(月)第403号*****

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田村厚労大臣、医療人材の不足対策に「業務分担のパッケージ化」の考え方を示す
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 北海道・旭川や大阪など、医療人材の不足から自衛隊へ派遣要請している現状を踏まえて「人材確保策」を問われた田村憲久厚生労働大臣は、看護師業務の一部を専門業者が担い、看護師が本来の業務に特化できるような「業務分担のパッケージ化」の考え方を示した。

12月8日田村厚労大臣会見 12月11日に行われた記者会見で、記者からの質問に答える形で述べた。この中で田村大臣は「厚労省として(パッケージ化を)提案させて頂きたい」等と述べた=画像は12月8日の記者会見の様子・厚労省HPより。この内容に関する、記者会見での質疑応答は次の通り。

 □記者=医療人材の不足の話だが、例えば旭川が要請している人数に対して、自衛隊を派遣しているにも関わらず、やはり要請している数には届かないということだと思うが、こういったことに対してどういう対応をお考えか?

 ■大臣=いろいろなパターンがあると思う。「看護師が足りない」という要請がある場合、看護の皆様方は例えば、その感染者の皆様方の身の回りのいろいろなお世話、それから衣服の洗濯だとかベッドメイキングだとかいろいろなことをやっている。

 ■そういうことに人手が取られて、本来の業務である看護師の仕事がどうしても足りなくなってくる、マンパワーが足りなくなってくる、そういう場合には、例えば専門業者にそういうところ(身の回りのこと等)をやって頂く。

 ■それにより看護師の皆様方が、一番必要な業務に特化して頂くというような形で、何とかマンパワーを回すというようなやり方もあると思う。今は、そういうものをしっかりと厚生労働省の中で「パッケージ」にして、提案をさせて頂きたいと思っている。

 ■そういうことも含めて、各自治体や医療機関、また民間の関係者の方々にご理解・ご協力を頂きたい。とにかくこういう感染拡大局面なので、何とかそれぞれの皆様方のお力をお借りして、総力を挙げてこの感染拡大期の医療の対応を進めていきたいと思っている。

 ■そういう意味で、厚生労働省として、いろいろな提案はさせて頂きたいと思っている。

◇─[後記]───────────

 この会見の中で弊紙が注目したのは、田村大臣の「厚生労働省の中で『パッケージ』にして、提案をさせて頂きたいと思っている」との発言です。クラスターは現実に、医療現場だけでなく介護施設等でも起きています。

 この田村大臣の考え方が実際に、そのまま介護に適用されるか否かはわかりませんが、少なくとも「パッケージ」化が実現すれば、その制度内容はそのまま介護にも当てはまると思われます。また厚労省が「提案」すれば、国から何らかの支援策も期待できます。

 田村大臣にはぜひ、この「パッケージ」の考え方を、介護にも適用して頂きたいと思います。

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