*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和2年8月20日(木)第326号*****

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厚労省・新型コロナ接触確認アプリ「PCR検査を受けやすくする方向で改正を検討」
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厚労省COCOA 厚生労働省が普及を進めている、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(以下「ココア」)=画像・厚労省作成のPRチラシより=が、アプリを使用することで従来よりも、PCR検査を受けやすくする方向で、システムの改正が検討されていることがわかった。

 6月20日に、日本介護新聞が厚労省の担当官に確認した。担当官によると、厚労省が検討しているシステム改正の、現時点での大きなポイントは次の2点。

 1、「ココア」を使用して、感染者と接触した可能性がある時など、アプリ使用者に「通知」が送られるが、その後にPCR検査を行政検査(=費用が無償)として着実に受けられるように、各自治体等に通達する。

 2、同様に、アプリ使用者に「通知」があった際に、保健所や自治体等を経由してPCR検査を受けていた従来の仕組みに加え、何らかの方法で「通知から検査を受けるまで」の時間を短縮する手法を導入する。

 「1」については、現行の「ココア」のシステムでは、通知を受けた人はその症状に応じて、帰国者・接触者外来等を受診できるようにアプリやコールセンターで案内する。しかし、最終的に「PCR検査を受けるか否か」の判断は、各自治体や保健所が行うことになる。

 この際に「自治体や保健所によって、その判断に差異があった」という。このため厚労省では「ココア」からPCR検査をすすめる「通知」があった際は「着実に行政検査を受けられるように、各自治体や保健所に改めて通達する予定」という。

 「2」では、現行のシステムでは「ココアからの通知」→帰国者・接触者外来等への案内→各自治体や保健所へ連絡→「PCR検査を受ける」等の手順を踏むことになるが、この「ココアからの通知」から「PCR検査を受ける」までの「時間の短縮化を検討する」という。

 その具体的な手法について、厚労省の担当官は「現在検討中で、来週中には正式に発表できると思う」と述べている。「ココア」のダウンロード件数は、8月20日午後5時現在で約1405万件。同様にアプリでの陽性登録者件数は、合計335件になっている。

◇─[後記]───────────

 「ココア」のリリースが厚労省から発表された際に、弊紙も記事で取り上げましたが、読者の方から「ところで、ダウンロードするとどんなメリットがあるのか?」との質問が数件、届きました。

 弊紙でも当初は「当然、PCR検査を優先的に受けられる等のメリットがあるのだろう」と考えていましたが、よく調べてみるとそこまでの「メリット」はありませんでした。今回のシステムの改正で、ようやくその「メリット」が実現しそうな見込みになりました。

 「メリット」があれば、「ココア」のダウンロード件数は急増するでしょう。急増すれば「ココア」の信頼性が増して、アプリ使用者の利便性が向上します。厚労省にはぜひ、大胆な「時間の短縮化」策を打ち出して欲しいと思います。

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