*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和2年7月1日(水)第294号*****

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コロナ慰労金・現場の疑問が続出「利用者と接する職員」とは?
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 介護職員に対し最大20万円が支給される、いわゆる「コロナ慰労金」の詳細な支給対象等について、業界団体には現場から様々な要望が寄せられている。例えば、労働組合の団体である日本介護クラフトユニオン(NCCU)は、6月24日から要望を募り集約している。

慰労金最大20万円周知ビデオ NCCUには現在、次のような要望が寄せられており、これらの内容を「厚労省に要望している」という=画像は「慰労金」を周知する60秒の政府の広報動画『新型コロナウイルス対策「医療・介護・障害福祉従事者」篇』(政府インターネットテレビ)より

 ▼訪問介護事業所の事務員も、支給対象にしてほしい。時々事業所に来られるご利用者は事務員が対応するし、利用料金を集金に行くときもある。

 ▼厨房のスタッフも、支給対象にしてほしい。配膳をしたり、ご利用者が使用後のお皿やコップ等も洗浄したり、カウンターを隔ててお話したりもしている。

 ▼訪問歯科のサポートをしているが、ご利用者宅を訪問するので、今回の支給対象にしてほしい。

 ▼複数の事業所を兼務しているヘルパーさんの場合、どのように申請すれば良いか?

 ▼慰労金の申請は事業者が行うが、支給も事業者が行うのか? 決められた金額が、そのまま私たちに支給されるのか心配だ。

 厚労省は「コロナ慰労金」の実施要綱を6月19日に発表した(弊紙ビジネス版・6月22日号参照)。ここでは支給対象の大前提に「利用者と接する職員」を掲げているが、実施要綱には「利用者と接する」ケースの詳細な事例は挙げられていない。

 今後、厚労省が「Q&A」形式で示すものと思われるが、7月1日現在、まだ公表されていない。

◇─[後記]───────────

 NCCUに寄せられている組合員の「声」をみても、やはり「利用者と接する職員」に関する項目が多いようです。また「決められた金額が、そのまま私たちに支給されるのか心配だ」との不安は、切実です。

 ここがキチンと担保されていないと「一体、何のための慰労金だったのか?」と、「慰労」ではなく「混乱」を招きかねません。厚労省にはぜひ、これらの「現場の声」に応えてもらいたいと思います。

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