*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和2年5月7日(木)第257号*****
 
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加藤厚労大臣・介護職員の危険手当「進めていきたい」
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加藤大臣5月1日記者会見 加藤勝信厚生労働大臣は5月1日、定例の記者会見=写真・厚労省HPより=で、新型コロナウイルスの感染対策として、介護職員の「危険手当」について触れ「まずは(感染が)起きないことが大前提だが、起きた場合でも、しっかり対応していただけるように進めていきたい」等と述べた。

 記者からの質問に答える形で指摘した。具体的な給付方法については言及しなかったが、4月30日に国会で成立した「第一次補正予算」を原資として今後、施策を具体化させるとみられる。
 
 会見で加藤大臣は、新型コロナの感染拡大が、介護事業のサービス提供に及ぼしている影響についての現状認識を問われ、主に「第一次補正予算」での対応について回答した。記者との質疑応答の内容は、次の通り。
 
 ■記者=新型コロナウイルスに関して、日本でも高齢者施設での集団感染が増えている。感染が起きた施設の周辺地域では、連鎖的に訪問やデイなどのサービスが休業するといった影響も出ているが、現状認識と対策があれば教えて頂きたい。
 
 ▽大臣=やはり、高齢者や基礎疾患を抱える方は重症化しやすいということも指摘されている。そうした方々が集団で生活をされている介護施設において、感染拡大防止の徹底を図るということは大変重要だ。
 
 ▽これまでも感染者が発生した場合の情報共有や、報告ケア等の実施にあたっての具体的な中身も含めて(厚労省は)「感染拡大防止の留意点」の周知を図ってきた。4月21日にも改めて徹底を(通達)したところだ。
 
 ▽こうした対応をしていくために、今回の(第一次)補正予算においても、あるいは予算措置においても、例えば介護施設の多床室の個室化に関する改修、あるいは都道府県の消毒液購入費、介護施設等の消毒経費等について、補助を行うことにしている。
 
 ▽また今回の補正予算において、介護施設における簡易陰圧装置・換気設備の設置に係る経費の補助、さらにはこうした事態が生じた場合の、職員の派遣等に関する「かかり増しの経費」に対する助成も、今回の交付金で対応していく。
 
 ▼さらには、そうした(感染者が)発生した施設において、引き続き陽性である方が療養しているという場合もある。そうした時に、そこで働いている方々は「日常以上のリスク」にさらされている。
 
 ▼それに配慮した、いわゆる「危険手当」のようなものを支給される場合に、それに対する費用、それも助成をする、こうした措置を採ることとしている。まずは、そういうことが起きないことが大前提で、起きないように努力をして頂く。

 ▼そのためのマスク等の支給もさせて頂いているが、加えて起きた場合においても(「危険手当」を)しっかり対応して頂けるように、我々も一緒になって進めていきたいと思う。今申し上げた財政措置等も、講じることにしている。
 
◇─[後記]───────────
 
 この大臣会見が行われた5月1日に、日本介護クラフトユニオン(NCCU)が、厚労省に赴いて「特別手当の支給」等を求める「要請書」を、厚労省の担当官に手渡しました(弊紙5月1日号で既報)。
 
 この要請に対して厚労省の担当官は「昨日(4月30日)成立した補正予算の中でキチンと対応していきたい。(NCCUが要請した)「特別手当」の原資としても(補正予算を)広く使えるようにする」と回答したそうです。
 
 今回の加藤大臣の発言は、厚労省担当官の回答を裏付ける内容になります。いずれにせよ、新型コロナの感染リスクを抱えながらも、日々奮闘している現場の介護職員に少しでも報いるため、一刻も早く「具体的な給付内容」を明示してもらいたいと思います。
 
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