*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和2年4月22日(水)第248号*****

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厚労省、介護事業所に改めて感染予防の「再徹底」を要請
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 介護施設・事業所等で、集団感染が相次いで起きている現状を受け、厚生労働省は4月21日、都道府県等に対して感染予防の「再徹底」を要請する文書=画像=を発出し、管内の市区町村への周知を依頼した。

厚労省「再徹底」要請文 要請文書は「介護サービス事業所等における新型コロナウイルス感染症対策の再徹底について」と題したもの。厚労省は4月7日に都道府県に宛てて、同様の文書で感染防止を要請したが、それ以降も全国各地で集団感染が起きたため、今回の「再徹底」に至った。

 具体的には「感染の疑いについて、より早期に把握することが、感染拡大を防止する観点から重要である」として、次の3点を要請している。

 1、利用者に対しては、日頃から健康状態や変化の有無等の把握に努めること。例えば、毎日の検温の実施、食事等の際における体調の確認、複数の事業所を利用している場合における事業所間の情報共有等。

 2、職員に対しては、出勤前の体温計測と発熱等の症状が認められる場合に、出勤を行わないことを徹底すること。例えば、出勤前の体温計測に加え、事業所等に立ち入る前の、再度の体温計測の実施等を行うこと。

 3、一人でも新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がでた場合は、速やかに保健所に報告すること。

◇─[後記]───────────

 まだ、施設内で感染者が発生していない事業所等では、まずは「基本を徹底して、水際対策に努める」ことが重要だと考えられます。その意味では、今回の厚労省の「再徹底」の要請は意義のあることだと思います。

 しかし、感染原因と経路が不明な感染者が増加している現状では、もはや「確実に有効な感染防止策」を講じることが難しくなっています。つまり、全国どこの介護施設・事業所等でも「感染が起きた場合」に備えておく必要がある、とも言えると思います。

 その意味では、昨日弊紙が報じた全老健の「要望書」(=介護施設で感染者が発生したら、優先的に病院に入院できるようにして欲しい等)で指摘している内容は、まさに「介護現場の窮状を訴えた叫び」でしょう。

 厚労省には「基本の再徹底」を要請するのと同時に、介護現場でこれ以上の集団感染を出さないため、全老健の要望内容を踏まえた「感染者が施設内で発生した際の拡大防止策」も早急に講じてもらいたいと思います。

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