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*****令和2年4月1日(水)第233号*****

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厚労省、手指消毒用エタノール代替品を無料配布、希望施設を4月3日締切で緊急調査
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 厚生労働省は、医療機関等で使用する手指消毒用エタノールの代替品として使用が可能な、特定アルコール(高濃度エタノール)の無料配布を希望する、医療機関や施設等の調査を、都道府県等へ依頼した。3月30日に、連絡文書=画像=を各都道府県等へ発出した。

厚労省事務連絡 調査依頼を受けた都道府県等は、希望する医療機関や施設の名称・規模(病床数や入所者数)・要望数量(一斗缶の数)・「取り扱い要件」の該当の有無・連絡先(担当者名とメールアドレス)を一覧表にまとめ、4月3日締め切りで厚生労働省医薬品等物資班に連絡する。

 厚労省は「配布先は、主に医療機関等を想定しているが、介護施設・事業所等を排除したものではない」と述べている。その最大の理由は「取り扱い要件」で「特定アルコール(高濃度エタノール)は、手指消毒用として希釈する場合には専門的な知識が必要になる」

 「今回は一斗缶(18リットル入り)での配布になるが、缶を開けた際は周辺に、強烈なアルコールの臭気が充満する等、その取扱いには適切な体制が求められ、薬剤の取扱いに精通した医師や薬剤師等、希釈の設備・器具等が必要となる」

 「そのため厚労省では、配布先として医療機関等を念頭に置いているが、例えば病院に併設した老健や通所リハ事業所等で『取り扱い要件』を満たせる場合、利用は可能と考えるが、最終的には各施設の要望を取りまとめる都道府県の判断になる」等と説明している。

 配布する一斗缶は、新型コロナウイルス感染対策として政府が買い上げたもの。厚労省は各都道府県等から提出された一覧表を集計し、この結果をみて無料配布・数量を最終的に決めるが、その際に一斗缶は厚労省から運送会社経由で、各施設等へ直接送付する。

◇─[後記]───────────

 厚労省はこの文書を3月30日に出して「4月3日締め切り」と設定していますので、かなり緊急的な措置となります。それでも手指消毒液が無くなりかけている施設・事業所にとっては「一日でも早く欲しい」状況でしょうから、致し方ないとも言えます。

 この文書には、特定アルコール(高濃度エタノール)の「使用の手引き」も添付されていますが、その注意事項では「眼に入らないように注意し、例えばゴーグルを着用し、作業をする際には手袋等を着用し、長時間作業しないこと」等が挙げられています。

 このように取り扱いにはかなりの注意を要し、また申し込みの締め切りまで時間もありませんが、手指消毒液が枯渇している介護施設・事業所にとっては、一考の価値はあると思われます。

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