*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和元年9月26日(木)第110号*****

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特定介護、初の国内試験を10月末に実施
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 新たな在留資格・特定技能の介護職(以下「特定介護」)の試験は、これまで海外でフィリピン(マニラ)とカンボジア(プノンペン)の2ヶ国で実施されていたが、10月末に日本国内で初となる試験が東京と大阪で実施される。9月25日に厚生労働省が発表した。

 これによると、東京は10月28日から31日まで、大阪は10月29日から31日まで予定されている。またこれまで、海外試験はフィリピン・カンボジア・ネパール・モンゴルの4ヶ国の実施が予定されていたが、今回の発表でインドネシア(ジャカルタ)が加わった。

 これで海外試験の実施は計5ヶ国になり、これに国内試験(東京・大阪)が加わる。モンゴルの試験が10月に開催されないほかは全て、国内・海外試験は10・11・12月に実施される=表・厚労省作成

海外試験日程 国内試験の受験対象者について厚労省は「中長期在留者(3ヶ月以下の在留期間や「短期滞在」等以外の在留カード交付を受けている者)または過去に本邦に中長期在留者として在留した経験を有する者」としている。

 さらに「仮に国内試験を受験して合格したとしても、在留申請の審査で『合格者』として取り扱わないので、注意すること」と指摘している事例として、次のようなケースを挙げている。

 ■退学または除籍処分となった留学生
 ■失踪した技能実習生
 ■難民認定申請により在留する者
 ■日本国内で既に「技能実習」の資格で在留し、計画に基づいて活動中の者

 厚労省は9月11日に、予定していたミャンマーでの海外試験の中止を公表したが、今回の予定にもミャンマーは含まれていない。また、依然としてベトナムでの計画もない反面、フィリピンでの開催が最も多く予定されている。

◇─[後記]───────────

 先週水曜(9月18日)に配信した第104号で、厚労省の担当官に弊紙が直接、特定介護の試験実施状況について尋ねた内容を報じましたが、この時の担当官の回答から弊紙では「年度内は特定介護で動きはない」と判断しました。

 確かに国内試験は10月末から開始されますが、その対象は「中長期在留者」なので、例えば海外にいる人が「特定介護の試験を日本で受験したい」と考え、急きょ「観光」等の在留資格を得て来日しても受験できないことになります。

 つまり、どれだけの受験者がいるのか「フタを開けてみなければわからない」と思われます。受験機会を増やすことは「最初のハードル」ですが、やはり「ベトナム」で試験が始まらない限り、「特定介護が本格的に動いた」とは判断できないと、弊紙では考えます。

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