*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和元年9月17日(火)第103号*****

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千葉県内の福祉施設の停電、13日時点で121ヶ所
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 台風15号の影響により、停電している千葉県内の医療・福祉関係施設は、先週金曜日時点で医療機関が14ヶ所、福祉施設が121ヶ所だった。加藤勝信厚生労働大臣が、9月13日に省内で行われた定例記者会見で発表した。加藤大臣の発言は、次の通り。

 ■現在、千葉県において停電が引き続き続いている。そういう状況の中で、この件に対して(会見の前に行われた閣議で)各閣僚から発言をさせて頂いた。私の方からは、現在停電中の医療機関が14ヶ所、福祉施設が121ヶ所であること。

 ■このような状況で厚労省からも、あるいは関係団体からも職員を派遣して、状況の確認作業に当たっていること。また、実際に自家発電施設がない福祉施設では、建物内の温度が高く、入所者の熱中症が心配されるという懸念、切迫した声も私どもの耳に入っている。

 ■そこで(関係閣僚に)電源車の配置を是非お願いしたい、と申し上げた。それから水道についても現在約3万戸が断水して、応急給水で自衛隊等に対応して頂いているが、断水の主な原因は停電であるから、電源車で給水再開をする必要があるということ。

 ■厚労省が今、把握している限り電源車が必要なところが、発言の時には77ヶ所あったがその後、電源車がさらに配置されたり、通電したり等々しているところがあり、若干数字が変わっている。

 ■しかし、先ほど申し上げた病院・福祉施設、そして、水道施設に対して電源車の配置を迅速かつ確実にお願いしたいということを閣議で申し上げた。また、これまでも資源・エネルギー庁等々を通じて、そのことの要請を重ねてお願いしている。

◇─[後記]───────────

 昨日配信した弊紙第102号で、厚労省が千葉県内の自治体にむけて、社会福祉施設等の「相談窓口」を通知した、と報じましたが、今回の情報は盛り込まれていませんでした。問題は、停電している福祉施設121ヶ所、電源車が必要な77ヶ所への緊急「支援」です。

 これらの施設には、行政の「支援」は行き届いているのか? これらの施設で今、何が不足しているのか? それを「支援」するために介護業界はどのように動いているのか? この「支援」に加わりたい(ボランティア等)場合は、どうしたら良いのか?──。

 テレビニュースの報道を見ていますと、通信網が機能していないため行政も状況が的確に把握できず、一般の方々に対する「支援」も行き届いていないようです。このような時に、介護業界としては、まずは被災施設の入居者への「支援」に取り組むことが最優先です。

 その一方で、上記のような「情報」を把握し、「対策」を厚労省と協議して実行し、業界の内外からの「支援」対応窓口となることが可能となる、そんな体制を構築するための議論を、既存の業界団体が中心となって早急に開始してもらいたいと思います。

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