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*****令和元年9月10日(火)第98号*****

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迷った人を家族へ帰す「おかえりQR」販売エリア拡大
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 道路地図や旅行ガイドの発行で知られる昭文社は、認知症の人や、発達障がいを始めとする障がいのある人や迷子、遺失物等の早期発見支援サービスとして「おかえりQR」を東京都内のほとんどの郵便局(1467局)やネット通販大手のアマゾン・楽天等で販売している。

 同社は9月6日、「神奈川県・山梨県の郵便局949局でも、9月10日から店頭販売を開始する」と発表した。「おかえりQR」は、地図連動型の迷子支援サービス。高齢者が杖を利用していれば、その柄の部分等に貼ることができる=写真・同商品公式サイトより

おかえりQR 万一家族が迷子になった際に、発見者がQRシールを読み取ることで現在の状況や発見場所などを速やかに家族に伝えることができる。従来は、発見者が迷子を近隣の交番に送り届けること等が必要だったが、同ツールは発見時に生じる負担も軽減した。

 具体的には、まず発見者がシール記載のQRコードをスマートフォンで読み取ると、「おかえりQR」発見者用ウェブサイトへ接続する。すると「迷子になっている可能性があります」という文言が表示され、発見場所や現在の状況を簡単に発信することができる。

 この際に最寄りの交番も表示されるので、交番までスムーズに誘導もできる。発見者が送信後、家族にメールが送付され、発見場所の地図も表示される。同社は昨年10月26日に埼玉県川口市とその周辺の郵便局で販売開始し、以後取り扱い事業者を拡大してきた。

 「おかえりQR」は税別1800円。シール本体は大4枚(H43mm×W60mm)、小6枚(H25mm×W35mm)と取扱説明書がセット。東京都・神奈川県・山梨県の郵便局やアマゾン・楽天市場で購入できる。詳細は公式サイト(https://www.mapple-search.biz/)まで。

◇─[後記]───────────

 これまで、認知症の人が迷子になるのを防止するには、何らかの発信機をつけてそれを探知するようなスキームの商品がいくつか販売されてきました。ただ使用できるエリアが、受信機が電波を探知できるエリアに限られる等の制限がありました。

 同商品は、従来の電波探知方式の弱点を克服し、さらに発見者の負担を軽減したことに大きな特長があると思います。今回のように、各分野のトップ企業が自らの強みを活かして商品開発にチャレンジすることで「認知症フレンドリーな社会」が実現するのだと思います。

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