*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和元年8月9日(金)第77号*****

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特定介護、海外試験の合格率は依然「4割程度」
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 新たな在留資格・特定技能の介護分野の試験は現在、海外でフィリピンでのみ実施されているが、7月に行った第5・6回目の試験の合格率は「4割程度」で、第1回目の「約8割」から落ち込んだ状況が続いている。厚労省が8月8日に、7月の試験結果を公表した。

 試験は、「介護技能」と「介護日本語」の二科目の評価試験があり、第1回目からの合格率は次の通り。なお厚労省は、第3・4回目と第5・6回目の試験結果については併せた数値を発表している。

 「介護技能」第1回=83・2%、第2回=41・7%、第3・4回=38・3%、第5・6回=39・2%

 「介護日本語」第1回=85・8%、第2回=36・0%、第3・4回=24・3%、第5・6回=45・5%

 なお厚労省は、第1回目の結果発表の時のみ「両試験に合格した者の合格率は74・3%」と公表している。また、試験の受験者数は第1回目から113人→336人→(以下2科目合計)398人→409人となっている。

◇─[後記]───────────

 今週月曜の弊紙「ビジネス版」でも報じましたように、そもそも特定技能の全ての分野で、「7月末時点で44人」しか在留入国者がいません。これを法務省の山下大臣が記者会見で発表したのが8月2日です。同じ日に法務省は「6月末時点で20人」と公表しています。

 この点について山下大臣は、記者会見の席で「1ヶ月で倍増している。また試験合格者もすでに2千人近くにまで達しており、これらを踏まえると、特定技能外国人は今後着実に増加していくものと考えている」と述べています。

 どうやら山下大臣は「『20人』では数が少なすぎるので、最新数値の『44人』を併せて発表しよう」と考えたようです。特定介護についても、試験合格率は「4割程度」が続いていて依然低調なのですが、試験を重ねれば合格者数だけは積み増されていきます。

 「今後も着実に増加」はしていくでしょうが、特定介護については「人材確保の施策として、本当に定着するのか?」と、疑問を持たざるを得ません。ちなみに政府が公表した数字では、今後5年間の特定介護の受入れ見込み数は「最大で6万人」です。

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