*「最適な介護」を実現するための情報紙*
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*****令和元年6月25日(火)第46号*****

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アジア外国人材、希望職種で「介護」は11番目
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 アジア5ヶ国に住む外国人に、日本での就業意向を調査したところ、約8割が「日本で働いてみたい」と回答し、このうち98%が、新たな在留資格・特定技能1号に「興味がある」と答えた。働きたい職種で「介護」は31・4%で、1号対象14業種の中で11番目だった。

 総合求人情報サイト「はたらこねっと」等を運営するディップ総合研究所が、「アジア5カ国在住の外国人に聞いた!日本での就業意向調査」(写真は同調査の掲載WEBページより)で公表した。調査手法はインターネットで、対象は中国・ベトナム・フィリピン・インドネシア・タイに住む外国人。

ディップ調査ページ 調査時期は今年5月13日~20日までで、有効回収数は500サンプル。自国ではなく、外国で働いてみたい理由は複数回答で「自国より年収が高い国で働きたい」「最先端の技術を学びたい」「清潔な国で働きたい」が、いずれも70%を超えた。

 また「日本という国が好き」が69・2%ある一方で、日本で働く上での懸念・不安(例:外国人ということで差別されるのでは、言葉の壁があるのでは、希望する収入や待遇で就職できるか、等)上位12項目は半数以上が選択した。

 働きたい業種では、特定技能1号の対象14業種で「飲食料品製造」がトップで53・8%、「外食業」51・2%、「電気電子情報関連産業」47・2%、「宿泊」46・8%と続き、「介護」は31・4%で下から4番目だった。

 日本以外での就労希望を聞いたところ、「アメリカ合衆国」64・4%、「シンガポール」62・4%、「オーストラリア」61・4%と続いた。アンケート内容の詳細については、同社の調査結果ページ(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=341)まで。

◇─[後記]───────────

 この調査結果を見て一番驚いたのが、「介護」が14業種の中で下から4番目だったことです。特定技能1号は、過去に技能実習2号を修了(=3年間就労)していれば、技能と日本語能力の二つの試験が免除され、在留資格が付与されます。

 それを前提に考えると、この調査に回答した外国人の皆さんの多くは、二つの試験をこれから受験し、合格しないと在留資格を得ることができない人々だと推測できます。現在この試験は、「介護」がフィリピンで、「宿泊」「外食業」の技能試験のみが日本国内で実施されています。

 今後、「介護」の試験がフィリピン以外の国で実施されるようになり、同時に他の13職種の試験も次々と国外で実施されるようになった時、果たして「介護」は外国人材から選択されるのか……? 「介護」を取り巻く状況は、極めて厳しいと言えるでしょう。

 今後とも弊紙をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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