*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和元年5月13日(月)第15号*****

◆◇◆◆◆─────────────
 ツクイ社長交代、髙橋専務が昇格
─────────────◆◇◇◆◆

 【注=文中の「髙橋(たかはし)専務」の名前の「たか」の漢字が、いわゆる「ゲタをはいた、たか」であるため、メールの受信環境によっては「?」で表示されることがあるかも知れません。その際はどうかご容赦下さい】

 業界大手のツクイ(横浜市)の社長が交代する。津久井宏社長が会長に就任し、髙橋靖宏専務=写真、同社ホームページより=が社長に昇格する。二人とも引き続き代表権を持つ。交代の理由について津久井社長は、主力のデイサービス等の強化と、新規事業への取り組みを挙げた。
喬橋専務

 5月13日に東京・大手町で開催された、同社の決算説明会で発表した。役員人事は6月25日開催予定の株主総会後に正式決定する。津久井社長はまず、同社の主力事業であるデイサービスの期末業績が計画未達に終わったことを報告した。

 さらに「ツクイグループが介護保険制度の改正により業績が左右されることがなく、長期的に成長し続けなければならない。そのためにはデイサービスを中心とした介護事業の成長に加え、新たな価値を創造する新規事業開発への取り組みが必要不可欠だ」と指摘した。

 この「新規事業開発」を津久井社長が会長となり、「既存の介護事業の成長」を髙橋専務が社長に昇格してそれぞれ担当する。また今回の異動は「役割と責任の分担を明確化するための人事だ」等と説明した。

 「新規事業」について津久井社長は「いきなり本業から離れた事業を行うのではない」とした上で、次の三つを挙げた。
 1、既存顧客をターゲットにした新規事業=トータルサポート事業
 2、既存サービスを活かした新規事業=人材事業等
 3、新たなサービスと新たな顧客=現在検討中
 そして「この順番で優先的に取り組んでいく」等と述べた。

 「既存の介護事業の成長」では、主力のデイサービスの利用数の伸びが業界平均を上回ったものの、利用率が55・9%で「今期はここをもっと向上させることがミッションだ」と語った。

 質疑応答で本紙は、この利用率の期末の具体的な目標を尋ねたところ「今期末で59・3%を目指している」との回答を得た。

 また「新規事業」について「例えば『会長直属』の新部署をつくる等、組織を変えるのか?」と尋ねた。これに対し津久井社長は「職員や組織体制も変えていかなくてはならない面もあるのかな、とヤンワリと思っているが、もう少し熟慮する必要はあると思う」等と回答した。

◇─[後記]───────────

 過去の決算説明会で津久井社長は「当社は介護保険制度が改定された際に、新たに加算項目となったものについては全て取得する方向で取り組む。なぜなら、それが国の施策であり、国が目指す方向だからだ」等と述べたことがあります。

 つまり「その時々の介護保険制度の改定に合わせ、忠実に事業展開をしてきた」とも言えると思います。その歴史を踏まえると、「新規事業」は同社にとっては「社運をかけた一大事業」にもなると思います。

 「本業」を髙橋専務に委ね、津久井社長がどのように「新規」を開拓するのか──弊紙も注視していきたいと思います。

 今後とも弊紙をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

────────────────◇

 ◆日本介護新聞「ビジネス版」バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo-b.blog.jp/
・携帯版=http://nippon-kaigo-b.m.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001687235.html
 ◆日本介護新聞・本紙(エンドユーザ─版)バックナンバー
・PC/スマートフォン版=http://nippon-kaigo.blog.jp/
・携帯版=http://nippon-kaigo.m.blog.jp/
◎購読申し込み(「まぐまぐ」サイト)=https://www.mag2.com/m/0001677525.html
 ◆公式ホームページ=http://n-kaigo.wixsite.com/kaigo
 ◆ビジネス電子版=http://n-kaigo.wixsite.com/kaigo/blog

(C)2019 日本介護新聞