*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****平成31年4月8日(月)創刊号*****
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厚労省「特定技能」の法令解釈を示し始める
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◇─[はじめに]─────────

 弊紙は、平成28年12月1日に「まぐまぐ」より配信を開始いたしました。「最適な介護を、自分で選ぶための情報紙」を創刊の志として掲げ、介護保険を利用している、または利用開始を検討しているエンドユーザー向けの専門紙としてスタートしました。

 ふだん、エンドユーザ―の方々が目にすることが少ない専門的なニュースも可能な限りわかりやすく解説し、記事として掲載して参りました。しかし、読者の中には専門の介護事業者も多数おられ、最近はこの方々向けのニュースも配信する必要性を感じてきました。
 そこでこのたび、エンドユーザー向けの本紙とは別に、既存の介護事業者や、介護分野と関わりの深い事業者、また新たに介護事業に参入することを検討されておられる方々向けの「ビジネス版」を創刊することにいたしました。

 この「ビジネス版」の最大の特長は、本紙(エンドユーザ―版)との連携を図ることにあります。「最適な介護」を求めるエンドユーザーのために、有益と思われる情報はジャンルにこだわることなく掲載して参ります。

 当面は試行錯誤が続くと思われます。また当初は「無料」でご購読頂きますが、軌道に乗った段階で「有料化」も視野に入れております。どうかこの「日本介護新聞ビジネス版」にご期待下さい。

 日本介護新聞発行人

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日本人のサポート「一定期間」は「6ヶ月」
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 新たな在留資格「特定技能」の介護職(以下「特定介護」)が4月1日からスタートしたが、厚労省は4月2日、特定技能1号の外国人材は入職後「6ヶ月」は日本人職員によるサポートが必要である、との解釈を示した。

 「特定介護」は先週の4月1日にスタートしたばかりで制度の詳細が未定の部分もあり、現場では困惑が生じているが、これら定義があいまいになっている法令文の内容について厚労省は4月2日、制度の運用に当たる都道府県等に対して、その解釈をQ&A方式で示し始めた。

 特に「特定介護」は、技能実習の介護職の外国人材(以下「技能介護」)と比較して、介護職員の人員配置上の基準が「就労と同時に配置基準に算定できる」ことが最大の特長であり、人材獲得のメリットとなっている。

 ただし厚労省は「一定期間、他の日本人職員とチームでケアに当たる等、受け入れ施設における順応をサポートし、ケアの安全性を確保するための体制をとることを求めることとする」とも指摘しており、この「一定期間」の解釈をこのたび「6ヶ月」と示したもの。

 介護職員の人員配置基準に算定できるまで、「技能介護」は「8ヶ月」、EPAは「8・5ヶ月~12ヶ月」かかる。また、在留資格「介護」は介護福祉士の国家資格取得を取得していることが前提となるため「特定介護」と同様、「就労と同時に配置基準に算定できる」。

 介護福祉士の国家資格を取得していない「特定介護」が優遇される理由について厚労省は、「特定技能1号の外国人については、技能実習3年修了の人材と介護技能が同等であることから」と説明している。

 4月2日に公表されたQ&Aの内容は、次の通り。

 Q=問1 「一定期間、他の日本人職員とチームでケアに当たる等、受け入れ施設における順応をサポートし、ケアの安全性を確保するための体制をとること」とされているが、
 1、「一定期間」とはどの程度の期間なのか? 受け入れ施設が自由に設定して良いのか?
 2、「チームでケアに当たる等、受け入れ施設における順応をサポートし、ケアの安全性を確保する」とは具体的にどのような体制を指すのか?

 A=1号特定技能外国人については、介護の一定の専門性・技能を有していることから、就労と同時に介護報酬及び障害福祉サービス等報酬上の配置基準に算定する取扱いとしているところであるが、その就労に当たっては、利用者のケアを第一に考え、受入施設に順応する期間を設ける取扱いとする。
 1、「一定期間」とは、受け入れた外国人材が受け入れ施設における業務に順応するまでの期間であり、6ヶ月を想定している。
 2、「チームでケアに当たる等、受け入れ施設における順応をサポートし、ケアの安全性を確保する」とは、
(1)外国人材と日本人職員が一体となって介護にあたること。
(2)介護技術習得の機会の提供。
(3)外国人材に対する日本語習得の機会の提供。
といった取組み等を通じ、受け入れ施設における順応のサポート、ケアの安全性の確保を図るものである。

◇─[おわりに]─────────

 長い文書を最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 この「ビジネス版」は、基本的には介護事業者向けのニュースですが、介護ビジネスに参入しようと考えている方々にも参考になるように、専門用語やその内容をできるだけやさしく解説することを心がけて配信いたします。

 また今後「エンドユーザ―版」との連携も図って参りますので、ご興味のある方はぜひ、こちらのご購読(無料)もご検討下さい。

 今後ともどうか弊紙をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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